Webサイトを作成する際に必要となるサーバーの選び方、独自ドメインの取得方法、サーバー設定の方法を初心者の方向けに紹介します。
サーバー準備
レンタルサーバー
Webサイトを作成するためには、レンタルサーバーを契約する必要があります。
利用できるサーバーはいろいろありますが、結論としては大道のエックスサーバーをおすすめします。
理由は国内シェアNo.1で信頼も情報もありますし、処理速度が高速で料金も手頃なことです。
各種機能や設定も安定していて作業効率も上がります。
はじめはランニングコストをできるだけ安くできないか、無料のサーバーやもっと安いサーバーも探してみました。
無料のレンタルサーバーはいくつかありましたが、結局SSLが使えない、自動広告が入る、サーバーが不安定などのデメリットがあって、なによりいつサービスが終わってしまうか分からないのでやめました。
もっと安いサーバーもありがますが、スピードが遅くて管理画面がサクサク開かなかったり、速くても細かな設定ができないなどいまいちなポイントがあったのでこちらも見送りました。
月に数百円違うくらいなら、効率的に作業ができるエックスサーバーが一番いいという結論に達しました。
エックスサーバーでは、定期的に30%OFFやドメイン無料などのキャンペーンが実施されていて、料金は契約した日の次の月の1日から発生します。
24ヶ月、36ヶ月と長期契約の方が月々の料金が安くなっていきます。
無料ブログサービス
その他、簡単に始められるブログサービスとしては、はてなブログが有名です。
広告ありであまりカスタマイズできない無料版と、広告なしでカスタマイズ自由な有料版があります。
無料にこだわるなら、Google Bloggerもおすすめです。
HTMLやCSSを自分で変更することになりますが、カスタマイズ自由で、広告が入りません。
そのうえ、GoogleアドセンスやアフィリエイトはOKです。
ドメイン
独自ドメイン取得
利用するサーバーが決まったら、独自ドメインを取得します。
聞いたことのないドメインだとユーザーが警戒することもあるので、トップドメインは「.com」「.net」あたりが無難です。
ブログタイトルとドメインは同じでなくても問題ないのですが、人が見た時に違和感がないドメインを考えます。
なるべくドメインは変更しない方がいいので、よくよく慎重に検討することをおすすめします。
ドメイン、ブログタイトル検討時にチェック!
- ドメインを取得できる? ドメイン一括検索サイトでチェック
- トラブル回避! タイトルが商標登録されていない? 特許情報プラットフォームでチェック
- タイトルが他で使用されてない? 変な意味を持ってない? → ネットでチェック
独自ドメインを取得する会社は複数あって、かかる費用も様々です。
また、1年目の取得料と2年目以降の更新料も違います。
更新料が安い!と思ったら、ドメインの登録者名を代行する「Whois情報公開代行」の費用が毎年かかる会社もあるので注意です。
エックスサーバーはドメイン永久無料特典が利用できることもあります。
12ヶ月以上の契約と自動更新設定を有効にすることが条件です。
ドメイン設定
独自ドメインが取得できたら、使用するサーバーにドメインを設定します。
エックスサーバーでの手順を紹介しますので、他のサーバーの場合は適宜読み替えてください。
サーバーパネル>ドメイン設定>ドメイン設定追加 でドメイン名に独自ドメイン入力して追加します。
「無料独自SSLを利用する」、「Xアクセラレータを有効にする」という項目は、チェックしたままでOKです。
他のドメイン管理会社で取得したドメインの場合は、ネームサーバーの設定を行います。
サブドメイン設定
エックスサーバーのサーバーパネル>サブドメイン設定>サブドメイン設定追加 から追加します。
サブドメインとサブディレクトリの使い分け
サブドメイン 既存のサイトとは異なるテーマ・コンテンツ 元ドメインの影響少
サブディレクトリ 既存サイトと関連性の高いテーマ・コンテンツ 元ドメインの影響大
リダイレクト
特定ページをリダイレクト
エックスサーバーのサーバーパネル>サイト転送設定>リダイレクト設定追加