開発・テスト環境を構築する方法

テスト環境構築方法

開発・テスト環境の推移

以下の順番でテスト環境を構築していきます。

STEP
ローカル環境

開発環境

STEP
サーバー テスト環境

検証環境・接続テスト

STEP
サーバー ステージング環境

完成形 お客様確認

STEP
サーバー 本番環境

公開 ステージング環境をそのまま移行

バックアップ

何か変更する際は、事前に必ずバックアップをとるようにします。

Webサイト全体を保存

Macの場合、SiteSuckerというアプリのフリーで使用できるVer2.4.6ダウンロードしてインストールします。

SettingsでDownload Folderを指定し、Web URLにダウンロードしたいURLを指定して、「Download」ボタンをクリックします。

【Mac・Win】ホームページ・サイト丸ごと保存・ダウンロードする方法を参考にさせていただきました。

詳しい手順で解説されていて、とても分かりやすい内容でした。ありがとうございます。

Webページを保存

Chromeで画面右上の…(メニュー)>その他のツール>ページを別名で保存をクリックします。

形式:「ウェブページ、完全」を選択して「保存」ボタンをクリックします。

WordPress全体を保存

「BackWPup」プラグインを使用します。

詳しい手順は、BackWPup(WordPressバックアップ)を参照ください。

WordPressの記事を保存

「DeMomentSomTres WordPress Export Posts」プラグインを使用します。

詳しい手順は、DeMomentSomTres WordPress Export Posts(記事バックアップ)を参照ください。

WordPress環境を別ドメインにコピー

エックスサーバーの簡単移行機能を使用

エックスサーバーを利用している場合は、WordPress簡単移行機能を使用すると、簡単にテストを環境を構築することができます(公式マニュアル)。

移行先サーバーは、ドメインの設定のみ行い、WordPress はインストールしていない状態にします。

移行元サーバーは、アクセス制限やセキュリティで2段階認証を設定している場合はオフにしておきます。

うまくいかない場合は、「Wordfence Security」などのセキュリティプラグインをオフにします。

サーバーパネル>WordPress簡単移行「WordPress移行情報入力」タブをクリックし、WordPressの情報を入力後、移行を行うボタンをクリックしていきます。

プラグイン All-in-One WP Migrationを使用

WordPressのプラグインAll-in-One WP Migrationを使用する方法を紹介します。

移行元と移行先のURLの置換を自動で行ってくれるので便利です。

移行元と移行先、両方のサーバーにWordPressとAll-in-One WP Migrationプラグインをインストールします。

移行元のWordPressで、WordPressメニュー:All-in-One WP Migration>エクスポート>「エクスポート先」ボタン>「ファイル」>「ダウンロード」ボタンをクリックすると、バックアップファイル(.wpress)がダウンロードされます。

移行先のWordPressで、WordPressメニュー:All-in-One WP Migration>インポート をクリックし、ダウンロードしたバックアップファイルをドラッグアンドドロップします。

「パーマリンク構造を保存する」リンクをクリックします。

パスワード保護

テスト環境へのアクセス制限とGoogleから重複サイトとみなされないように、WebサイトをBasic認証機構を使ってパスワード保護します。

エックスサーバーのコントロールパネルから設定する方法

エックスサーバーのサーバーパネル>ホームページ アクセス制限>ドメイン選択>アクセス制限をしたいドメインフォルダの「ユーザ設定」リンクをクリックします。

ユーザーIDとパスワードを設定し、ユーザーを追加します。

フォルダ一覧に戻り、アクセス制限をONに変更し「設定する」ボタンをクリックします。

.htaccess を利用した認証を設定する方法

「.htpasswd」ファイルを準備

BASIC認証で使用するユーザーIDとパスワードを記述した「.htpasswd」ファイルを準備します。

「ユーザー名:暗号化したパスワード」という形式で1行のみのファイルを生成しサーバーに保存します。

test:49JtMU7ty4V.2

パスワードは次のようなサイトで暗号化します。

「.htaccess」ファイルを準備

「wp-admin」と同じ階層にある「.htaccess」ファイルに以下の記述を追加します。

AuthUserFile "/ルートからのパス/.htpasswd"
AuthName "Member Site"
AuthType BASIC
require valid-user

WordPressのデバッグモード

一般のアクセスがないテスト環境を準備したら、WordPressをデバッグモードにして、WordPress や PHP のエラーを確認します。

WordPressをデバッグモードにするには、wp-config.php内のdefine(‘WP_DEBUG’, false); を define(‘WP_DEBUG’, true);に変更します。

WordPressの挙動がおかしいとき

キャッシュを一度 削除するか、別の所で試してみるとなおることがあります。