WordPressのプラグイン

WordPressのプラグイン

初心者の方向けにWordPressのテーマSWELLを使用する際におすすめのプラグインとその設定方法、導入しない方がいいプラグインを紹介します。

プラグインの選び方

相性が悪かったり、機能がかぶったりするので、テーマによって使用するプラグインが変わってきます。

また、プラグインが増えると不具合が生じたり、速度が遅くなる場合もあるので、最低限必要なものだけに絞って導入します。

SWELLのマニュアルを参考に以下のプラグインを追加しました。

WordPress管理メニュー プラグイン>新規追加 から、右上の「プラグインの検索」で検索してインストール、有効化していきます。

インストール後、自動更新も有効化しておきます。

SEO SIMPLE PACK(metaタグ設定)

次の項目を設定します(公式マニュアル)。

「フロントページ」のディスクリプション

検索結果に表示されるWebサイトの概要です。

ターゲット、ベネフィット(メリット)、キーワードを含めたサイトの概要をスマホに合わせて70文字程度入力します。

WordPressメニュー:SEO PACK>一般設定>「基本設定」タブ>「フロントページ」のディスクリプション

「Feed page」をインデックスさせない

必要に応じて、feedをnoindexにします。

WordPressメニュー:SEO PACK>一般設定>「基本設定」タブ>特殊ページ設定「Feed page」をインデックスさせないを「はい」に変更します。

feed(フィード)は、WordPressが自動生成する検索エンジン向けのまとめ情報です。
Google Search Console で、カバレッジ>除外>「クロール済み – インデックス未登録」が登録されないようにしたい場合はnoindexにします。

Googleアナリティクスの測定IDを設定

Googleアナリティクスの設定でコピーした「測定ID」を設定します。

WordPressメニュー:SEO PACK>一般設定>「Googleアナリティクス」タブの “Measurement ID” for GA4

GoogleサーチコンソールのHTMLタグを設定

WordPressメニュー:SEO PACK>一般設定>「ウェブマスターツール」タブ>Googleサーチコンソールの認証コード に、HTMLタグのcontent=””の間の文字列をペーストして保存します。

サーチコンソール画面に戻って、「確認」ボタンをクリックします。

“og:image”の画像設定

WordPressメニュー:SEO PACK>OGP設定>「基本設定」タブ

詳細は、OGP画像を参照ください。

Twitter(ツイッター)設定

WordPressメニュー:SEO PACK>OGP設定>「Twitter」タブ

Twitterアカウント名 を設定

Simple Local Avatars(プロフィール写真)

ユーザー > プロフィール に、Avatar という項目が追加されます。

「Choose from Media Library」ボタンをクリックして、プロフィール写真を追加します。

Contact Form by WPForms(お問い合わせフォーム)

お問い合わせフォームの作成例です。

最初のフォームを作成>フォームに名前をつける:「お問い合わせ」と入力します。

簡単なお問い合わせフォームの「テンプレートを使用」ボタンをクリックします。

左側の選択肢から必要な項目をドラッグ&ドロップして追加します。

ex. 「単一行のテキスト」をドラッグ&ドロップしてフォームに追加し、クリックして左側に表示される属性ラベルを「タイトル」に変更します。

編集が完了したら、右上の「保存」ボタンをクリックします。

左側の「設定」ボタンをクリックして通知を確認します。

上の「埋め込む」ボタンをクリックし、「新規ページを作成する」ボタンをクリックします。

ページ名に「お問い合わせ」と入力して、「行きましょう」ボタンをクリックし、「埋め込む」ボタンをクリックします。

URLスラッグを「contact」に変更して公開します。

XML Sitemap & Google News(XMLサイトマップ生成)

WordPressメニュー:設定>XMLサイトマップ>「タクソノミー」タブ>タクソノミー の「カテゴリー」と「タグ」にチェックを入れて保存します。

「投稿者」タブ>投稿者を含める のチェックをオフにして保存します。

生成されたXMLサイトマップは、ドメイン+simtemap.xml で確認できます(ex. https://marums.site/sitemap.xml)。

XMLサイトマップをGoogleサーチコンソールに登録します。

詳細は「XMLサイトマップを登録」を参照ください。

WP Revisions Control(リビジョンデータを制限)

WordPressメニュー:設定>投稿設定>WP Revisions Control

「投稿」、「固定ページ」、「LP」のみ 5 、その他は空(すべてのリビジョンを残す)を設定します。

Wordfence Security(セキュリティ)

ファイアウォールの設定

WordPressメニュー:Wordfence>ファイアウォール>「ファイアウォールを管理」ボタン>「WORDFENCEファイアウォールの最適化」ボタン

「.htaccessをダウンロード」、「 .user.iniをダウンロード」ボタンをクリックしてファイルをダウンロード、保管し、「次へ」ボタンをクリック

通知メールの設定

WordPressメニュー:Wordfence>すべての設定>通知メールの設定

以下の項目のみチェック

  • Wordfence が無効化されたらメールで知らせる
  • Wordfence Web アプリケーションファイアウォールがオフになっている場合にメールで通知する
  • この深刻度レベル以上のスキャン結果を通知する:低
  • 有効なユーザーに対して「パスワード紛失」フォームが使用されたらアラートする
  • 管理者以外のユーザーがサインインしたときにアラートする
  • サイトで検出された攻撃が大幅に増加したらアラートする

ブルートフォース保護の設定

WordPressメニュー:Wordfence>すべての設定>ブルートフォース保護

ブルートフォース保護を有効化 ON

何回ログインに失敗するとロックアウトされるか 8

何回パスワードを忘れたらロックアウトするか 5

どの期間の失敗をカウントするか 12時間

ユーザーをロックアウトする期間 6時間

無効なユーザー名を即座にロックアウトする チェック

情報漏えいで流出したパスワードの使用防止 チェック

追加オプションはデフォルトのまま「空白の User-Agent と Referer を使用して POST 要求を送信する IP をブロックする」以外は全てチェック

2段階認証の設定

WordPressメニュー:Wordfence>Login Security>Two-Factor Authentication

Enter Code from Authenticator App>DOWNLOAD ボタンをクリックしてリカバリーコードを保管(2段階認証ができない場合に使用)

Google Authenticatorアプリをスマホにインストール

インストールしたアプリで、Wordfence上のQRコードをスキャンし、表示された数字をWordfenceに入力、ACTIVATEボタンをクリック

2段階認証をオフにしたい場合は、WordPressメニュー:Wordfence>Login Security>Two-Factor Authenticationで、「DEACTIVATE」ボタンをクリックします

BackWPup(WordPressバックアップ)

WordPress全体をバックアップしたいときは、このプラグインを使用します。

一部の記事をバックアップしたい場合は、次の「DeMomentSomTres WordPress Export Posts」プラグインを使用します。

.htaccess を利用したアクセス制限などを設定しているとエラーになってしまうので注意です。

自動バックアップの設定

WordPressメニュー:BackWPup>新規ジョブを追加

一般タブ

ジョブの名前:AutoBackup

バックアップファイルの保存方法:フォルダーへバックアップ

変更を保存ボタンをクリック

スケジュールタブ

ジョブの開始方法:WordPressのcron

スケジューラー:毎日 4時20分(デフォルトの3時設定が多いとサーバーに負荷がかかるので変更)

手動バックアップ

WordPressメニュー:BackWPup>ジョブ

作成した自動バックアップジョブの「今すぐ実行」をクリック

BackWPup>バックアップ で、作成されたバックアップファイルを確認できる

同じドメインに復元

FTPソフトを使って拡張子がsql以外のサーバー上のファイルをバックアップデータで上書きします。

データベースの復元も必要な場合は、エックスサーバーのサーバーパネル>phpmyadmin>インポートから、拡張子がsqlのバックアップデータをアップロードします。

データベースの復元は、エックスサーバーのサーバーパネル>MySQL復元からも可能です。

ページ単位であればエディター画面の設定(歯車アイコン)>リビジョンからも復元することもできます。

別のドメインに移行したい場合は、All-in-One WP Migrationを使用します。

DeMomentSomTres WordPress Export Posts(記事バックアップ)

WordPress全体ではなく、一部の記事のみ指定してエクスポートできるプラグインです。

「DeMomentSomTres WordPress Export Posts With Images」プラグインをインストールし有効化します。

ツール>DeMomentSomTres WordPress Export からエクスポートします。

インポートするときは、ツール>インポート>WordPress インポーターの実行 をクリックし、エクスポートしたxmlファイルを選択します。

インポートする投稿者を選択し、「添付ファイルをダウンロードしてインポートする」をチェックして実行ボタンをクリックします。

Highlighting Code Block(コードブロック表示)

シンタックスハイライト機能付きのコードブロックを表示します(公式マニュアル)。

WordPressメニュー:設定>[HCB]設定 で、コードカラーリングをDarkにする等の変更ができます。

Pochipp(アフィリエイトリンク作成)

ブロックエディターに最適化されたアフィリエイトリンクを簡単に作成することができます。

設定方法は、「Pochipp」を参照ください。

非推奨・導入しない方がいいプラグイン

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